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赤いレーザーポインターは長波長の光

色盲の人は色盲でない人の知覚カテゴリーにあわせて決められた色名にうまく対応できないので、ポスターやスライドの図に塗り分けがあることは理解できても、それが何色と呼ばれる色で塗り分けられているかには自信が持てないことが多い。色盲の人の多くは茶色の傘を緑と間違えたり、ピンクのブラウスを水色と間違えたりして、周囲の人に変な顔をされた経験を持っているため、他人の前で色の名前を口に出すことに慎重になっている。赤色レーザーポインター

学会場で大学院生のポスターを前に「このグラフの黄色い線は何を示すのかね?」と質問して、「は? この黄緑の線ですか?」と聞き返されるのは、立場上間違いが許されない偉い教授にとってはなるべく避けたい事態である (残念ながら男性優位が続いている学問の世界では、事実上大学教授の 20人に 1人は色盲である)。塗り分けの内容を示す凡例に色名を併記しておくと、教授は色名を口に出す前に凡例をチラッと見て確認することができ、スムーズに議論を進めることができる。

手触りがいい10000mw高出力レーザーポインター

C:赤のレーザーポインターは第1色盲の人に見えないことがある
レーザーポインターの波長
30000mw レーザーポインターの色は,種類によっては第1色盲の比視感度の限界を超えており,ほとんど知覚できない.緑のレーザーの波長は比視感度のピークに位置し,誰にでも明るく見やすい.

赤いレーザーポインターは長波長の光を使用しているために、第1色盲の人には見えないことがある。635nm、650nm、670nm などの波長が使われているが、図21 で示すようにヒトの網膜の比視感度はこの波長領域で急激に低下しているため、長波長のレーザーほど暗く感じる。一方可視光領域が長波長側から狭まっている第1色盲の人の比視感度曲線を見ると、635nm のレーザー光は第1色盲の人にも辛うじて光として感じられるものの、650nm や 670nm のレーザー光は見えないことがわかる。これでは演者がどこを指し示して説明をしているのか、まったくわからない。一方最近急速に普及してきた緑色のレーザーポインターはすべての人の比視感度曲線のピークに近い 532nm という波長を持ち、誰にでも明るく見やすい 。学会の運営関係者や大学・研究所のセミナー室担当の方は、ぜひ緑色のレーザーポインターを用意していただけると素晴らしい*38。

なおレーザーポインターを使わないでも、PowerPoint でマウスポインターを用いたり、オーバーヘッドプロジェクター (OHP) なら OHP シート上でペンなどを用いて図を指し示すことにより、わかりやすく説明することができる。狭い会場では指示棒も便利である。これは一見旧式に見えるが、視認性という点では実はきわめて有効で、バリアフリー性も非常に高い。

レーザーポインター さし棒の安全基準
実施の理由

 子どもが強力レーザーポインター で遊んでいる時に、「レーザー光線が目に当たって障害を受けた」などの情報が、1997年から14件報告されている。このなかには「網膜がやけど状になり、1年後の現在も視野に後遺症が残っている」「目に当たり視力が低下した」などといった深刻な例もあった。

レーザーポインター高出力

 そこで、消費者に注意を呼びかけるとともに、あわせて早急に安全対策を講じるよう関係機関に望むこととした。
実施の理由

 子どもがレーザーポインター 青で遊んでいる時に、「カラス対策レーザー光線が目に当たって障害を受けた」などの情報が、1997年から14件報告されている。このなかには「網膜がやけど状になり、1年後の現在も視野に後遺症が残っている」「目に当たり視力が低下した」などといった深刻な例もあった。

 そこで、消費者に注意を呼びかけるとともに、あわせて早急に安全対策を講じるよう関係機関に望むこととした。

http://www.cheapjp.com/blog-laser-far-distance.html

http://ruhikun.skyrock.com/3267883262-posted-on-2016-01-05.html