レーザーポインターの犯罪が問題
カラス駆除レーザーポインターの犯罪が問題になっていますが、海外製で強力な製品があります。
この威力から、ＳＦなどで登場するレーザー砲といった未来兵器の開発も進んでいるのではと予想しますが、現実的にありえるでしょうか？
回答1：
艦船に搭載された、レーザー兵器のデモ
ワタシも見ました
レーザーですけどね
コレ難しいんですよ
殺傷能力を持たせるためには、ワッテージを上げないといけないんですが
携帯用には、まさか電源コード引っ張っていくわけに行きませんから
電池って言うことになるでしょう
板金用のレーザーポインター防水が2ｋｗくらいですから
対人用として20kwくらいはほしいでよね
そんな電流を一気に出せる電池って無いんですよ
まあアメリカ軍の開発している軍艦に乗せるタイプはずいぶんと割り切って
有視界限定で、現時点で30kwくらいの出力ですが
巡洋艦の主砲と同じくらいの大きさになってしまいます
で、このレーザーポインターLEDライト付SDIで使おうとしましたが結局ものにならなかったのは
雲や水蒸気で容易に拡散するためです
だから目に見える範囲でだけ使おうという思想です
アメリカで開発されているものも、おそらくは火薬をつかった砲の代替として
考えられているだけで、ミサイルに変わるものではないと推察します
回答2：
レーザーポインターおすすめ砲つまり光線兵器の研究は行われていますが、原理的に兵器としては多くの課題があって実用的ではありません。そもそも相手に与えるエネルギーが発射時に兵器内で発生するエネルギーよりずっと少ないため巨大なエネルギーを発生する巨大な装置が必要なのに相手に対する破壊力はわずかです。いまでも巨大なレーザー砲でFRPでできた小型無人機を何十秒も照射してようやく破壊できる程度です。
さらに防御するほうは装甲を厚くしなくても鏡を張れば防御できてしまいます。
大砲は破壊力となる火薬を運搬するための装置で発射装置は小さくても大きな破壊力を持ちます。
では、なんでレーザー兵器の研究がずっと続いているかというと将来宇宙空間で兵器が必要になったとしたら光線兵器しか実用性のある兵器がないからです。
宇宙空間では速度に制限がないので砲弾が相手より速い保証がありません。将来の相手の予測位置に向かって砲弾を発射しても相手はコースを変更すれば当たりません。砲弾やミサイルが相手を追跡するには燃料が必要ですし、相手が迎撃するかもしれません。つまり砲やミサイルは宇宙空間では実用性が乏しいです。
光線兵器は十分な電力さえあれば砲弾やミサイルのような物資を輸送しなくても使えます。
回答3：
工業用ではすでに一般化されていますよ。
レーザーサイト
10ｍｍ厚くらいの鉄板をスイスイ切るものがテーブルサイズで、町の鉄工所でも持っています。
ただ、レーザー光って標的に当たっても「点」ですから、装甲に穴をあけたって「点」にしか過ぎないんですよね。
ＳＦでは「点」が当たった途端に大爆発しますが、実際には装甲板に点の孔が開いたところでせいぜい燃料がチョロチョロと漏れ出すだけです。
それに着火させるには何秒間も当て続けなければなりません。
それどころか、タンクや弾薬庫の壁の中に鏡でも仕込んであればレーザー光はガンダムの百式のように、反射してしまいます。
簡単に防げてしまうんですよね。レイザーボアサイター
つまり、現時点ではレーザーはいくら出力を上げて貫通力を増しても爆発はしないんですから、軍用としては極めて効果が薄く、せいぜい大型艦同士がジックリ時間をかけて小穴の開け合いをする程度にしか使えないのだと思います。